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《週刊バーチャルFX》 2006/11/20 第164号
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いつもご利用ありがとうございます。★バーチャルFX 運営局★です。
先週土曜日に東京国際フォーラムにて開催いたしました、生活のこと/
お金のことを考えるイベント『ロングライフマネー』には、本当に多く
の方がご来場されました。中には、東北地方や九州など遠方からお越し
いただいた方もいらっしゃったようです。おかげさまで大盛況のうちに
終了いたしましたことを、この場をお借りして深く感謝申し上げます。
今後も、多くの方に「参加して良かった!!」と思っていただけるよう
なセミナーを実施していく所存でございますので、引き続き当社主催セ
ミナーにご期待ください。
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[INDEX]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
【1】≪特集≫ニュージーランドってどんなところ?(2)
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【2】今週の売買比率
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【3】今週の「外為のツボ」+α
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☆==【1】≪特集≫ニュージーランドってどんなところ?(2)===========
今回の当コーナーでは、前回に引き続きニュージーランドの基本情報につ
いてお伝えいたします。
●ニュージーランドの政治動向
ニュージーランドの政治体制は立憲君主制で、議会は一院制となってお
ります。(議員は121名、任期3年)昨年9月17日には総選挙が実
施され、与党労働党が121議席中50議席を獲得し、第一党の座を維
持しました。この結果を受けて、労働党と他の4党との連立政権が樹立
いたしました。首相には労働党のヘレン・クラーク氏(1999年12
月就任)が再選出されました。
なお、こちらの選挙における他の政党獲得議席は以下の通りです。
与党:労働党50、革新党1、NZファースト党7
緑の党6、統一未来党3
野党:国民党48、マオリ党4、ACT党2
●ニュージーランドの経済について
ニュージーランドでは、1980年代より規制撤廃などの行政改革が行
われてきました。法人税率や所得税の最高税率の引き下げ、雇用契約の
自由化、40以上の国営事業を民営化、関税の段階的引き下げ、5万人
以上の国家公務員の削減、年金支給開始年齢を60歳から65歳に引き
上げなどさまざまな改革を行った結果、1992年には11%ほどあっ
た失業率が4%以下にまで低下した。また、1994年には年率6%台
の経済成長を達成し、財政も健全化しました。
しかし、それまで黒字だった貿易収支は2005年には赤字に転じ、今
年も年間の貿易収支額は赤字になることが予想されております。
ニュージーランド経済が発展しているのに、貿易赤字額が増えているこ
とについては、ニュージーランド独特の事情があるようです。そのこと
を次の項目で説明いたします。
●ニュージーランドの貿易事情
2004年7月〜2005年6月のニュージーランドの輸出額は306
億NZドルであるのに対して、輸入額は358億NZドルとなっております。
主な輸出品は酪農品(16%)、食肉(15%)、林産物(7%)とな
っており、酪農国の一面をここからも読み取ることができます。
一方、主な輸入品は自動車(15%)、機械類(14%)、石油・同製
品(11%)、電気機器(9%)となっており、工業品については輸入
にやや依存してしまっているようです。
さて、先ほど申し上げました貿易赤字ですが、主な輸出品である酪農品
の価格は天候に左右されやすいので、ニュージーランドの輸出額も天候
に少なからず影響を受けるようです(前号で紹介いたしましたバターの
輸出量減少を思い出してください)。天候不良によって酪農品の生産量
が落ち込みますと酪農品の価格は上昇しますが、それでも多くの場合、
生産量の落ち込みによる損失分を完全には穴埋めできていません。
一方で、主な輸入品は自動車、機械類、電気機器は一般的に景気が良く
なれば、売れ行きも良くなります。そうなれば、それらの製品の輸入額
も上昇することになります。
ですので、ニュージーランド国内の景気が上向いたことで、輸入品の売
れ行きが良くなり、それによる輸入額の増大がニュージーランドの貿易
赤字額の増大につながるケースも多々出てくるわけです。
国の経済は発展しているのに、貿易赤字額が増えている背景には、酪農
品を主に輸出し、電気機器を輸入に頼っているといった事情があるので
す。
●ニュージーランドの貿易収支は為替相場にはどう影響するか
先述のように、ニュージーランドの貿易収支が赤字に転じ、その赤字額
が増大していることは、ニュージーランド国内の景気が上向いたことで
輸入品の売れ行きが良くなったことが影響しているというケースが多い
ため、必ずしもニュージーランドにとって悪いこととは限らないという
見方が出ております。ゆえに、ニュージーランドの貿易赤字額の増減は
NZドル円相場にあまり影響を与えないことが多いようです。
ちなみに、9月のニュージーランド貿易収支は赤字額が5.87億NZドル
にまで縮小しました。しかし、それの発表後にはNZドル円が77円80
銭台から78円ちょうど付近にまで20銭ほど上昇したのにとどまりま
した。このところ、経済指標の結果に敏感に反応しているNZドル円にし
ては、かなり小動きにとどまったといえるでしょう。その一方で、先週
水曜日に発表された9月小売売上高が予想とは裏腹に前月比ベースでプ
ラスになったことを受けて、NZドル円相場は77円40銭近辺から78
円台にまで大きく上昇しました。
したがって、NZドル円相場では、貿易収支よりも失業率、GDP(国内
総生産)、小売売上高、消費者物価指数の方が比較的注目されているよ
うです。
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これは、ランキング画面で最新のもの(前日クローズ時のもの)を確認
できます。また、全ての参加者のランキングが見れますので、自分の位
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くいかなくても、これからの時代に役立つ相場観が身につきます。
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☆==【2】今週の売買比率=============================================>
毎回現在のバーチャルFX参加者のポジションが、どちらに傾いているかを
当メールマガジン購読者の方のみに公開いたしております『今週の売買比率』
多勢につくか、それとも少数派で行くかはあなた次第です。
なお、カッコ内の数値は前週との比較になります。
[ 日時:2006/11/18 07:00:00 ]
通貨ペア short long
USD/YEN 21%(+7) 79%(-7)
EUR/YEN 70%(+10) 30%(-10)
EUR/USD 84%(+2) 16%(-2)
AUD/YEN 46%(-10) 54%(+10)
GBP/YEN 34%(-26) 66%(+26)
NZD/YEN 18%(-6) 82%(+6)
CAD/YEN 3%(-4) 97%(+4)
CHF/YEN 50%(+22) 50%(-22)
※今週大きく変化が見られたのは、ポンド円とスイスフラン円でした。前半
はポンド円が軟調に推移しましたものの、後半は押し目買いが優勢となっ
て「買い(long)」の比率が上昇しました。また、スイスフラン円は2ヶ月
ぶりの高値となる95円台に乗せたところから利益確定の売りに押された
ため「売り(short)」の比率が上昇しました。
☆==【3】今週の「外為のツボ」+α===================================>
外国為替取引は一瞬が勝負! 世界の経済指標を収集し、
トレードのタイミングをつかんでください。情報力が勝負の分かれ目です。
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特に注目される経済指標や、その他の材料をお知らせします。
■この時間帯に注目!
11/20(月) 24:00 (米) 10月景気先行指数
11/21(火) 14:00 (日) 日銀金融政策決定会合議事要旨(10月12・13日分)
16:45 (仏) 第3四半期GDP
11/22(水) 18:30 (英) BOE議事録
24:00 (米) 11月ミシガン大消費者信頼感指数・確報値
11/23(木) 16:00 (独) 第3四半期GDP
16:00 (独) 第3四半期個人消費
18:00 (独) 11月IFO景況指数
11/24(金) 18:30 (英) 第3四半期GDP
18:30 (英) 第3四半期個人消費
もっと詳しい為替情報をお知りになりたい方はこちらより
http://www.gaitame.com/market/yosoku.html?m=m06
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毎回「外為のツボ」のコーナーに+αとして最近話題になっている経済用語
の解説をいたしております。
今回は「ECB理事会」について説明いたします。
●ECB理事会とは
ECB(欧州中央銀行)理事会とは、ユーロ圏の金融政策を決定する会合
のことです。基本的に毎月2回(第1、3木曜日あるいは第2、4木曜日)
ドイツ・フランクフルトにて開催されます。
メンバーはトリシェECB総裁をはじめとする6名のECB役員と、ユー
ロ圏内12ヶ国の中央銀行総裁の計18名で構成されております。
英米のように、ECB理事会の議事録は作成されておりません。しかしな
がら、毎月1回目のECB理事会終了直後には、トリシェECB総裁によ
る記者会見を開くことが恒例となっております。そこではトリシェECB
総裁がその時に決定した金融政策についてその背景を説明したり、今後の
ユーロ圏の経済や金融情勢についての見解を述べたりしておりますので、
ECB理事会終了後のECB総裁会見につきましては、毎回非常に注目さ
れております。
●ECB理事会は毎回政策金利発表を行っているわけではございません
先述のように、ECB理事会は基本的に毎月2回開催されます。そのうち
毎月1回目のECB理事会では、政策金利発表が行われ、今月2日に開催
された会合では、政策金利を3.25%に据え置くことが決定されました。
しかし、毎月2回目の会合では政策金利発表は行われません。先週の木曜
日には今月2回目のECB理事会が開かれましたが、政策金利の発表はご
ざいませんでした。
毎月1回目の会合ではその時のユーロ圏における経済情勢を評価して、金
融政策を決定・発表いたします。それに対して毎月2回目の会合は主に金
融政策以外のことについて話し合われます。例えば、ECBのあり方や次
回のECB理事会の開催事項確認というようなことを行っております。
このように、他国の金融政策決定会合と違い、ECB理事会は毎回政策金
利発表を行っているわけではございません。政策金利発表は毎月1回目の
ECB理事会後のみとなっております。
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