IFO注文の流れ
IFO注文とは、IFD注文のように「新規注文」と「決済注文」をセットで発注できる注文です。 しかしIFO注文は、IFD注文とは異なり、決済注文がOCO注文の形式となっていますので、指値とストップの2種類の決済注文を同時に出すことができます。
「新規注文」の流れ
取引画面内の[お取引・照会]ボタンをクリックし、左メニューの[注文・取消]内にある[新規注文]をクリックすると、下記のような[新規注文 入力画面]が表示されます。
[レバレッジ]の選択
次に、レバレッジを選択します。
レバレッジとは「てこの原理」の意味で、小さな資金で大きな金額の取引をすること、またはその比率(投資倍率)のことを指します。バーチャルFXでのレバレッジは次の4通りです。
- ■レバレッジ2・・・預け入れ金の2〜3倍程度の取引が可能
- ■レバレッジ5・・・5〜7.5倍程度の取引が可能
- ■レバレッジ10・・・10〜15倍程度の取引が可能
- ■レバレッジ20・・・20〜30倍程度の取引が可能
このレバレッジを使うことによって、相場が予想通りに動いた場合は、利益を得る事ができます。ただし、相場が予想と逆に動いた場合は、それだけ損失が大きくなります。レバレッジ20倍なら利益も20倍、損も20倍という事になります。
[執行条件]の選択
執行条件とは、どのようなレートで注文を成立させるかの方法のことで、[IFO]では「指値」「ストップ」の2種類があります。
指値
「指値」とは、自分が「買いたい」または「売りたい」レートを指定できる注文方法。 相場を見越して、「より安く買いたい」「より高く売りたい」と言いう時に役立ちます。
- 特徴
- 指値→条件が有利になるようなレートを指定
ストップ
「ストップ」とは、指値注文とは反対に現在のレートより「上がったら買い」、「下がったら売り」となる注文方法。
「逆指値」とも呼ばれ、指値とは数値の入力のしかたも逆になる。
例えば、買注文では現在値より高いレート、売注文では現在値より低いレートで入力する。
また、通常注文時に限り、連続で指値注文とストップができる[連続注文]の機能があります。
- 特徴
- 条件が不利になるようなレートを指定。リスク管理には不可欠。
[指値]の入力
希望するレートを入力してください。
- 入力するポイントは、それぞれ次の通りです。
- ■売買区分が「買」のとき
- 執行条件が「指値」の場合…現時点のAskレートよりも低いレートを入力
- 執行条件が「ストップ」の場合…現時点のAskレートよりも高いレートを入力
- ■売買区分が「売」のとき
- 執行条件が「指値」の場合…現時点のBidレートよりも高いレートを入力
- 執行条件が「ストップ」の場合…現時点のBidレートよりも低いレートを入力