一目均衡表
基準線と転換線
基本的には、転換線が基準線よりも下にある場合は売りスタンスで、転換線が基準線を越えていたら、買いスタンスと判断します。転換線と基準線がクロスしたところを「ゴールデンクロス」,「デッドクロス」と判断することもできます。さらに、終値が転換線の上を推移しているときは上げ局面、反対に終値が転換線の下を推移しているときは下げ局面として、売買のスタンスを判断することもできるとされています。
先行スパン
先行スパン1.と先行スパン2.二本の線で囲まれた範囲が抵抗帯となりますが、相場がその抵抗帯よりも上にあれば「押し目買い」、下にあれば「戻り売り」のチャンスとされています。また、抵抗帯の「厚み」と「くびれ」も重要なポイントとなります。
遅行スパン
遅行スパンが下方から26日前の終値を下から上に突き抜ければ、上放れと見なします。しかし、その寸前まで行きながら、突破できなかったとなると、相場は引き続き下落基調をたどるとされています。反対に、26日前の終値の上方に位置していた遅行スパンが終値を下から上に突き抜ければ、抜いた場合は売りサインとなり、下抜かなければ強気相場の継続を暗示するとされています。